「マルチ商法」(ネットワークビジネス)には様々な形態のものがありますが、典型的なものとしては、商品を消費者に販売するのではなく、販売員を増やすことによって利益が得られるという話を常套句として、自分の下につく会員を増やしていく商法です。
自分が利益を獲得するために、家族や周りの友人等を勧誘することに血眼になったとしても、必要もなく高額商品を購入してくれる人はまずいないでしょう。仮に、そのような人がいたとしても、その数は限られていますし、これまでの人間関係が崩壊することは明らかです。
「マルチ商法」による被害には、自分だけではなく周りの人も被害者にしてしまい、家族関係や友人関係を崩壊させるという結果も生じてしまうのです。その意味で、「マルチ商法」に巻き込まれないよう注意が必要です。